Synthesizer V Studio 2 Pro では、AI によって生成されるピッチカーブをもとに、自由度の高い編集が行えます。
生成されるピッチカーブは使用する歌声データベースにより異なります。
ピッチカーブの生成に関わるパラメータには、以下のようなものがあります。
生成されたピッチカーブを編集するパラメータには、以下のようなものがあります。
[ピッチカーブを表示] が有効になっているとき、ピアノロールにピッチカーブが表示されます。

ノートパネルで、歌唱モードまたはラップモードを選択できます。

歌唱モードのノートは四角く、ラップモードのノートは角が丸く表示されます。

声色を変更できるボーカルスタイル機能はピッチカーブにも適用され、選択された声の雰囲気や発声に対応するピッチカーブが生成されます。

ボーカルスタイルの詳細設定では、ピッチ・声色・発音のそれぞれに異なる適用度を設定できます。

ボーカルスタイルはボイスパネルとパラメータパネルで設定できます。
ノートパネルの表現コントロールでは、ピッチカーブや声色の表現の方向性を指定できます。
表現コントロールには以下のモードがあります。

ノートパネルにある AI リテイク機能によって、ピッチカーブのパターンをいくつか生成し、気に入ったテイクを選択することができます。

選択されたノートが歌唱モードの場合、ノートパネルでビブラートの強度を調整できます。

また、パラメータパネルではこれをオートメーションできます。

ラップモードのノートでは、ラップのイントネーションとトーンを編集できます。
詳しくは「ラップモード」をご覧ください。
スマートピッチコントロールでは、ピッチを制御点とカーブによって直感的に編集できます。
ピアノロールにスマートピッチコントロールを配置すると、その制御点やカーブを経由するピッチカーブが生成されます。

スマートピッチコントロールの操作方法は「ピアノロール」をご覧ください。
パラメータパネルのピッチベンドでは、ピッチカーブの微調整ができます。
ピッチベンドは AI によって生成されたピッチカーブやスマートピッチコントロールと合算されます。
この機能は主に以前のバージョンとの互換性を維持するために使用されます。

ノートを選択し、右クリックして [ピッチをリセット] を選択すると、以下のパラメータがリセットされます。

ピアノロールでノートを選択するには、ノート編集ツールまたはノートペンツールに切り替えてください。
ピッチカーブを維持したまま別の歌声データベースに切り替えたい場合などは、[修正] > [パラメータ] > [選択したノートのピッチカーブを制御点に変換] を使用します。

ボーカルMIDI変換では、オーディオをノートに変換する際にピッチカーブも反映することができます。
Synthesizer V Studio 2 Pro では常にピッチカーブが自動的に生成されますが、平坦なピッチカーブのみを生成する「ストレート」モードを使用することで、機械的なサウンドやパーソナライズされたピッチスタイルも作成することができます。
ノートを選択し、ノートパネルの [表現コントロール] でポインターを左下の「ストレート」に移動します。このモードではピッチカーブが平坦化され、ノートの境目付近に小さなゆらぎのみが発生します。

スマートピッチコントロールの制御点を追加します。制御点に沿って、安定したビブラートや規則的なピッチカーブが生成されます。

表現コントロールはノートごとに設定できるため、ワンフレーズのなかで「ストレート」での正確なコントロールと、他のモードでのより自然なピッチカーブを併用することもできます。

「ストレート」モードはバージョン2の歌声データベースでのみ使用できます。
バージョン1のボイスがバージョン2エディタで使用できる互換版歌声データベースでは、代わりに比較的平坦なピッチカーブが生成されやすい「スタティック」モードが搭載されています。